
「トイレに行ってきよぉ」
じいさんが向かった先はトイレとは逆方向。
明け方4時
じいさんは門の方向へ裸足で出ていきました。
動きや対話を学ぶ、キネステティク・クラシック・ネオと出会う前は
「トイレは反対!あっちだよ!」
と大きな声を出してエネルギーを怒りに使っていたはず
オシッコを我慢しているはずのじいさん。漏らしちゃわないか心配だけど、今回はじいさんが認知して見ている先を一緒に見に行ってみた
ぽてぽてぽてぽて👣
裸足で家を出たじいさん
80mくらい歩いたかねぇ?
「あ、オシッコ」
じいさんは、用を足した。
(ちっさい島だから許して♡笑)
用事は済みました。
じいさんも目的を果たせたし
見守り介助する方も目的は果たせてる
ちょっと遠回りに見えるけど、エネルギーを使わない近道なトイレ介助
オシッコを我慢していてカラダが緊張していたじいさん。はじめは気づかなかったけど、用を足したあとのリラックスしたカラダは裸足で歩いて来たことに気が付いた。
「あ゙ぁ、足いたいな…」
「はいょ、これ使って」
自分が履いてるサンダルをじいさんに貸した
「お前はどうすんだ」
「大丈夫」
(そゆとこは気にかける余裕あんだ…なんかほっこり)
家に向かう帰り道
歩いているうちに、少し濡れたズボンが冷たくなって、皮膚にお知らせしてくれた『濡れた』って感覚
じいさんは気持ち悪いことに気がついて、着替えも嫌がらずにスムーズ
皮膚をハーフビネガーで保清。ついでに保湿ケア。
めちゃめちゃセルフケアの援助能力高い!
あれも、これも「ダメ!ねぇ!やってよ!」って押し付けるのではなくて
じいさんが今認知しているものを一緒に見ながら、でも、気づいていない感覚はタイミングを見計らって、あたかも本人が気づいて自分でケアするように手を差し伸べる。気づけるように、聞ける準備ができているかを見ながら声かけしてみる。
自分も疲れないし、じいさんにとって必要なケアをじいさんが必要としてやった、そのセルフケアの介助。
それが上手くいった時って嬉しくて誰かに言いたくなるんだわ♫
だから、このエピソードをLINEで送るのに朝を迎えてしまったおじの話でした。
いいよねぇ〜
朝早くLINEで起こされても、ほっこりな話は、いいよねぇ〜