
「座る」というのも大事な動きです。
普段その動きを当たり前にできたり、出来る能力がはじめから整っていると「座る」とゆうのがどういう体位なのか考えることもありません。
体位を安楽に過ごせているとプラスの動きが楽にできます。
はじめの写真は、なんだか座るって事だけで大変そう。
なぜか?骨がキレイに積み上がってないから、引きの力で重力の方向へどんどん傾いていく。ポテトチップスを食べるとゆうプラスの動きが楽にできません。楽しい空間を笑って過ごすことも大変になってしまう。そしてその傾きを直す介助者の私も、連なった骨の塊をすべて抱えて持ち上げて立て直す。
毎日その小さな積み重ねが、介護疲れを招きます。お互いを思っていても、嫌になります。大切にできません。終わりがないそんな辛い介護の中で、ありがとうなんて受け取れない。そんな気持ちでした。
「家族介護の職業病。腰痛持ちの私。」
そんな言葉に囚われて、痛いのは介護のせい。痛いのは妹が動けないせい。痛いのはみんなが手を貸してくれないせい。
でも、問題の本質はそこじゃない。誰かの、何かのせいにしても誰も救われない。キネステティク・クラシック・ネオが気づかせてくれました。自分の動きが分かると、人のお手伝いも楽にできます。わざわざ大変な動きを手伝いたくないもんね。だから、自分のことを大切にすることがまず優先。
プラスの動きを楽にできるように「座る」体位をきちんと整える。体位を安楽にする。そのために重さを全部重力に逆らって引っ張ったり持ち上げないでも方法があるんです。人に手を貸すときのポイントは自分が普段どうやって立て直してるか、です。
2枚目の写真のように、「座る」体位を安楽にできると、プラスの車椅子の操作も、笑うとゆう動きも楽にできます。
辛い介護はもうしなくても、難しいところだけ、必要なだけ、楽な方法で手を貸せばお互いのことを思いやれます。自分が楽だと心が広くなるの♡笑 ありがとうも快く受け取れる。
現場は、病院や施設、学校だけではないと思います。動きに困ったとき、なんだか、体が重たいと感じるときの全てが現場だと思います。そのときに自分を救う方法も、人に手を貸す方法も、自分が教えてくれます。その、自分の感覚に気づいて楽に動けるように、私達がきっかけになれたらいいなと思っています。よ♡
