私たち 「ユイ(妹)とニナ(姉)」の二人は
沖縄県の離島の伊平屋島で生まれて育ちました。
私たち姉妹のこれまでのことを
まず、姉である私、仲地仁菜から紹介したいと思います。
2 歳年下の妹ユイは脳性麻痺です。
母は妹が小学 1 年生の時に亡くなりました。
母は亡くなる前に「妹のことはどこか頭の片隅でいいから、忘れないで、姉妹で助け合って いくんだよ」と言葉を残し、この世を去りました。
姉として、私は妹の生活のお世話をする ことが中心の生活を送ってきました。
これまでは、妹の移動の手段は抱き抱えて行うもので した。
私は物心ついた頃から妹を抱き抱える事をしており、重度の腰痛に苦しみました。
成 長と共に妹はからだが大きく重くなり、さらに麻痺が進み、からだを動かすことが難しくな りました。
私の生活の中には妹の生活のお世話をすることは隣り合わせであり、私は心身と もに疲弊し、未来が明るく見えませんでした。
そんなときに、私はキネステティク・クラシック・ネオに出会い、学習を始めました。
キ ネステティク・クラシック・ネオを生活の動きに取り入れることにより、私は長年苦しんで きた腰痛がなくなりました。
自分の動きが楽になり、「これは妹と一緒に学習を進めれば二 人で楽に動けるかもしれない!」と思い、
共に学習を始めました。
すると、これまで歩けな いと思っていた妹が、「歩く」ということを体験できました。
それから私たちは色々な動き が可能になる事を感じ、生活の色々な動きに挑戦できることを知りました。
これまでは抱き 抱えて移動する手段しか知らなかった私たちの未来に明るい光を感じたのです。
そして、私たち姉妹は日本キネステティク普及協会の提供する学習プログラムを修了し、
認定ファシリテーター・ネオとなりました。
私たちと同じような
お悩みを抱えているたくさんの方々と
交流できたらいいと思い
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